もっと早くから投資について考えておけばよかった

こんにちは、55歳からの投資女子です。

 

55歳からの投資はブログタイトルですが、55歳まで投資や資産形成についてまったく取り組んでこなかったわけではなく、若いときからよりたくさんお金があったらいいな、とか老後に備えないといけないな、とか考えてアクションをおこしてきたのですが、それほどうまくいっていなかったというのが実情です。

 

株や投資信託を買って損失を出したり、損失は回避したけど、そのためにハラハラドキドキしたことを考えると実質損失だったり、、、あまり自慢できないことがいっぱいです。

 

最近子どもが大学を卒業し、学費がかからなくなったタイミングを最後の資産形成チャンスとして真面目に投資に取り組むことにしました。昨年大学の最後の学費を納入した頃から家計上黒字が出始め、今春子どもが就職したのを機に生活費を入れてもらうことになり、さらに貯蓄(投資)にまわせる資金が増えてきました。

現在、定期的な投資として、昨年からはじまったiDeCo(個人型確定拠出年金)は、上限額の23000円を積み立てており、その他にも投資信託を毎月購入しています。しかし、剰余資金のすべてを投資信託につぎ込むのにも迷いがありまして、普通預金の残高がちょっとずつ増えてしまっている状態です。個別株も少々購入していますが、10万円程度の購入金額で株主優待が気に入った内容のものをときどきといった程度で、本格的とは言い難い状態です。

 

昨年までは毎月毎日の生活に精一杯で余剰資金がほとんどなく、投資について考えたり学んだりする時間が持てなかったのですが、さて、余剰資金ができたときにあまり積極的にアクションが取れず、もっと早くから投資の勉強をしておけばよかったと後悔している次第です。

 

私の親世代は、銀行の定期預金や郵便局の定額貯金に預けておけば、自然と資産が増えていったので、老後資金の作り方について頭を悩ます必要に迫られなかったのですが、現在ではそうはいきません。実は、私もバブル世代の端くれ、社会人になりたての頃は今では考えられないほどの高金利(定期預金4%とか)や優遇(一般人のマル優がまだありました)制度があったのですが、少しばかり運用したあのお金たちはどこへやら。あの頃は費消することが美徳といった風潮もありました。そんな軽薄なところが、若い世代の人には疎まれるのでしょう。

 

せめて下流老人になって下の世代に迷惑をかけぬよう、自助努力をしていこうと思います。